電子ペーパー表示スマートフォンの Pebble を愛用しているのだが不満だったのが日本語を表示できないことだった。その不満を解消できる第一段階が「Pebble 日本語 (ひらがな, カタカナ) ファームウェア」が提供しているカスタムフォントを入れることでした。
これで、ショートメッセージ(SMS)の内容が表示できるようになって便利にはなったが、送信者名の日本語が表示されないことだった。それは Pebble のメモリーが少なくて、全てのフォントを格納できないためで、SMS本文で利用されている Gothic 18 のみ1,100文字しか入っていないため、Gothic 24 Bold で表示しているSMSの送信者名に日本語フォントが無いためだった。また、電話着信の表示でも該当フォントが無いため日本語は四角い箱が表示される状態だった。しかし、自分でカスタムファームウェアを作る知識がない…
そうこうしているうちに Apple Watch が登場しそうだし…
そんな Pebble日本語難民の救済主となる、自分が選択した日本語文字を格納したカスタムファームウェアを簡単に作ることが出来るWebサービスのサイトが登場したのだった。そのサイトが「FirmMaker Club」だ。
■名前に使用される文字リストを作る
とりあえず、iCloud の連絡先に登録されている氏名から、家族の分をリストに入れ、後は使用されている文字の頻度順に、合計100文字のリストを作った。
■名前の部分に使用されているフォントを調査
四角い箱で表示される、SMSの送信者名と、電話の発信元名に称されているフォントが不明だったので、上記のサイトを利用して順に、氏名の漢字フォントを追加してはカミさんの iPhone からSMSの送信と電話呼び出しをして見ることを繰り返して、使用されるフォントを調べた。その結果は以下のとおり。
■自分専用ファームウェアにセットした文字数
こんな感じでセットした。(Gothic 18 の文字数をこれ以上大きくすると Pebbleには入らなかったようで、エラーになった。)
これで電話着信時に日本語で名前が判るし、SMS着信時に送信者名が日本語で表示されるので、とっても便利になった。
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